くるる即興劇団のインプロショーを観に行きました

お仕事前に高齢者の方達のインプロショーを観てきました!
くるる即興劇団という柏にある劇団です。

昨日たまたま観たグレイテストショーマンの最後にあったメッセージ「最も崇高な芸術は人を幸せにすること」っていうのをまさに感じたショーでした!

公民館はなんとなくイケてないイメージがあってインプロをやることになんとなく抵抗があったんだけど笑、場所なんか幸せかどうかっていうところで選べばいいし、その場にいる人たちが幸せかどうかが一番大事だなと思った。

園部さんをみて、まだまだ未熟さを感じました。
今週末は私も子どもたちとインプロショーなので参考にできるところがたくさんあって、行ってよかった!

園部さんのブログ
http://yuriesonobe.com/category/kururu-senior-impro-blog/

The Bechdel Test 東京初演が終わりました。

松山と東京でザ・ベクデルテストに出演して思ったこと・・・

それは、

ザ・ベクデルテストってややこしい!

何?テストするの?100点とればいいの?
ショーでは何点取ればいいの!?進学できるの?

ベクデルってなに?ベクレル?核!?

だからザ・ベクデルテストとは何かを説明してみながら理解しつつ、みんなにもわかってもらいやすい記事を書いてみたくなりました~!

 

ザ・ベクデルテストって何?】

The Bechdel Test(ザ・ベクデルテスト)とはインプロショーの形式の名前です。

ここで注意!

ザ・ベクデルテスト

ベクデルテスト

は違うものですよっ!!!

 

ザ・ベクデルテスト→ショーの形式の名前

テストじゃないの!ショーの形式の名前なの!

(インプロバイ形式(フォーマット)なので、「シアタースポーツ」「マエストロ」とかと並列されると思ってもらって大丈夫。)

ベクデルテスト→チェックリストの名前

ベクデルテストという「映画のジェンダーバイアスを考える3つのチェックリスト」があるのはご存知ですか?

Bechdel Test(ベクデルテスト)
1名前がついている女性が2人以上登場するか?

2その女性同市が会話をするシーンがあるか?

3その会話の内容は、男についての話以外であるか?

※ちなみに、「ベクデル」は「ベクレル」で核とかではなく、アリソンベクデルさんという人が言い出したから「ベクデル」らしい。

この3つの項目を必ずパスする形式で行うショーのフォーマットのことを「ザ・ベクデルテスト」と呼びます。

 

さあ、この3項目をパスする映画ってみなさんどれだけ知ってる?

大体女性って、

3人組の一人だったり(ハリー、ロン、ハーマイオニー)、

男性の恋愛対象やヒロインとして出てきたり(しずかちゃん)

女が出てきたとしても男の噂話していたり(セックスアンドザシティ)

そういえばそうだな~昔から刷り込まれてるな~と思ってふむふむ、って感じでした。下村的には。

【なんでインプロでやるの?】

インプロはその名の通り即興で演劇をします。

だから、舞台上で自分の隠れた偏見が出やすいのです。

「医者が出てくるシーン」ってなると、大体男の役者が白衣を着てる。

「先生」役に女性が出てくるとなんかエロいシーンになるかもしれない、

女性がシーンに出てくると大体恋愛のシーンになるし、

 

ひとそれぞれにとっていろんな意味を持つと思うけど、下村的には、ベクデルテストをインプロでパスすることにチャレンジすることは自分の偏見と向き合うことになるんだと思います。

【誰がつくったの?】

BATSというサンフランシスコにあるインプロシアターのリサ・ローランドさんが作りました。

BATSでも初演が終わったばかりで、日本での実践報告を江戸川カエルちゃんや直井玲子さんがやってくれていて、どんどん革新中のフォーマットであります。

玲子さんが仲介でリサさんからいろいろメッセージをいただきますが、とりあえずめちゃめちゃパワフルでいい人そう。(コメント浅くてごめんね。笑)

 

【日本でのザ・ベクデルテストの今後】

ザ・ベクデルテストでは、「ふつー」の女にスポットライトを当てるんです。

マイナビで仕事探ししているシーン、親と喧嘩しているシーン、花屋でサボテンを買うシーン。

無理ない形でスポットライトを当てられる人間の成長の機会としてとてもいいショーだと思ったのでやり続けたい気持ちです。

女性を「一人の人間」としてみたとき、こんなにいろんな顔があるんだなあ~、一人ひとりの人生に寄り添うと職場でかかわるあの人ってほんの一面なんだな。ってことに気付けると思います。

そうするとすこし相手にやさしくなれたりするのではないでしょうか!

「どんなしもりーでもまるっと受け入れるよ!」と友達に言われたことを思い出します。

ちょっと浅い感想かもしれないけど、ザ・ベクデルテストの舞台に立つと一人ひとりの命がいとおしくみえます!いとおしくみえると相手にやさしくなった気になります。それってなんだか大事な気がする。だから私は今後もやりたいと思います~!

 

次回は2月7日(水)に上演予定です!

 

りな

12月6日(水)インプロワークショップ@蔵前4273

11月25日、26日。THE MASK THEATREが終わりました。
ショーが終わると、自分の生きている世界のギャップを感じたり、自分と向き合うことになって社会人になってからは大体いつもすごく落ち込みます!
 
私は落ち込むときは泣きながらひたすら思いを大事な人たちに受け取ってもらいます。
 
マスクのショーが終わってからまたしばらく落ち込んでいました。
 
(ああ~思い出したくない!)
 
ショーの最後の回は自分の体がすごく固くて、正直最悪だった。思い出したくもない!
 
最後の回の3回目のシーン、3人でトランプタワーを作っていました。カエルちゃんのタワーがまさか完成しそうだった。そのタワーを私が崩して、落ち込んで、カエルちゃんに慰められて、なぜかカエルちゃんのスカートのなかに顔をつっこみ仕込んでくれていたティーバックを脱がせて取れなかった。。。このティーバックはカエルちゃんがシーンで使うのを楽しみにしていたものだったのに。
 
(今書いてみると最高なくそシーンです!)
 
マスクは顔が少し傾くだけですごく意味を持つし、お客さんが想像する余地を残すためにもアイディアはなるべく少なく少なく。練習してきたはずだった。でも、アイディアがてんこ盛りになったし、「何もしない」ことができなかった。
 
トランプタワーのシーンが終わった後、舞台裏で最後のシーンの準備のために衣装替えをします。その時絶望に満ち満ちていてしばらく動けず。
その時、カエルちゃんと目があって、カエルちゃんの顔が今まででみたことのないすごく悲しそうな顔に見えました。(あくまで私の解釈)
 
最後の回の4シーンすべてにおいて、必ず私は誰かを叩いていたし、殺していたし、破壊していました。
 
ああああ、もうお客さんと会いたくない。
お客さんみんなが私のことをダメなインプロバイザーだと思っている。
こんなつらい思いするなら即興なんてやりたくない。
カエルちゃんとショーにもう出たくない。
 
そんな気持ちになりました。
 
でも、しばらくたって思い出した。
BATS(アメリカの劇場)のインプロバイザーの振り返りは「またあなたとやりたい!」と思い合う為にショーの振り返りをすること。
 
大失敗をしても、「あはは~くそシーンだったね!アゲイン!」と仲間と笑い飛ばせることがインプロの作法であること。
 
フックさんの顔を立てないと、、、マスクは面白いショーだと思ってもらわないと、、、なるべく余計なことを何もしないようにしないと、、、、こんな気持ちが「失敗しちゃいけない」につながっていました。
 
また、自分が「アーティストっぽくない」ことにすごくひけめを感じていました。
 
私だけ週5で働いているし、カエルちゃんや内海くんみたいにカメラやウェブなどの技術もないし、自分のすごさを証明したいがためにこのショーに参加しちゃってるのかもしれない。とすごく自分への信用を失ってしまいました。
 
内海君やカエルちゃんは次のインプロでのチャレンジの企画を練っているから、「私も何かやらなきゃ」。
これは自分の気持ちに無理をしている。
週5回いかなきゃいけない会社がすごく足かせになって、自分は「アーティスト」になれない!というあほなことを考えていました。
 
正直いま週5回も会社に行きたくない。
時間を決められて動きたくない。
もっと自分のやりたいことを追求していきたい。
私はいまおかれた状況で何ができるかを考えたほうが自分の価値を見出せるのか、
そもそもなんでこの会社入ったんだっけ。
 
いまの会社にいるからこそ会える人やサービスを提供できる人がいるのは確かだし、私も問題意識を持っている分野でもある。そこに舞台やインプロを活用させてお金いっぱい作りたい。
 
ちなみに、一緒にでた内海くんやカエルちゃん、フックさんは最高に大好きで、一生付き合っていきたい人であります。
こんなに落ち込ませてくれる機会なかなかない!
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というように、人とインプロ(即興)するとたくさん失敗します。
失敗からこんなふうに自分と向き合えていろいろ気づけます!
 
インプロのワークショップが12/6(水)にあるのでよかったらお越しくださいね★
 
【インプロワークショップ@蔵前4273】
https://www.facebook.com/events/375384409572727/
 
【会場】蔵前4273
東京都台東区蔵前4-27-3
(都営浅草線大江戸線蔵前駅より徒歩5分)
 
【日時】2017年12月6日(水)19:30~21:30
会場には19:00からお入りいただけます。
 
【参加費】2,000円+1ドリンク500円
 
【定員】12名
 
【ファシリテーター】内海隆雄 / 下村理愛(アシスタント)
 

photo by Kaeru Edogawa

江戸川カエル

怖い。そして、やる!

インプロを始めるきっかけのひとつのコーチング‼️

 

学生時代に一年間学び、社会人になり改めて学んでいます。

(写真は学生時代コーチング一緒に学んだ仲間)

 

 

怖い。そして、ただやる。

 

 

この言葉はすごく自分でも役立っています‼️

 

 

ワークショップの依頼が来た時、嬉しいけど怖いです。

でも、自分のやりたいこと、実現させたいことなので、怖い気持ちを持ったまま、ただただやります。

 

怖い、だからやらない。で、やりたいことを諦める。

をやらなくなったのは、コーチングを学んだおかげです(^-^)

 

大学4年生で、10年間やっていた陸上をやめて、やってみたかった演劇教育に踏み込みました。

大学4年生から新しいことを始めるなんてだめだ。

という考えを横に置いて、

はじめてみたからこそ、今の自分があります(^-^)

 

りな